Xbox Design Labを使えば、Xbox ワイヤレスコントローラーを自分の好きなようにデザインすることができる。オリジナルのコントローラーで遊ぶPCゲームは新鮮だし、デザインに凝ったものなら、インテリアとしても機能する。
この記事では、Xbox Design Labについて紹介した後、作成したマイデザイン9種類と実際に手元に届いたオリジナルのコントローラーを紹介していく。
Xbox Design Labとは
Microsoftが2022年6月10日、オリジナルのXbox ワイヤレスコントローラー(通称箱コン)を作ることができるサービス“Xbox Design Lab”を日本向けにリリースした。日本以外ではオーストラリア、韓国、ニュージーランド、シンガポール、チェコ共和国、ギリシャ、ハンガリー、ノルウェー、スロヴァキア、スイスでサービスが開始される。
北米や西欧では2016年からXbox One用コントローラのサービスとして存在していたが、2020年に一度休止され、2021年6月にXbox Series X/S用コントローラを対象としてサービスが再開された。日本でも、一部のコアなファンは個人輸入でサービスを利用していた。
基本価格は7,678円で、カスタマイズを追加した場合に料金が加算される。Amazonなどで販売されているXbox ワイヤレスコントローラーを購入するよりも、Xbox Design Labで購入する方が高くなる場合が多いので注意。また、購入にはMicrosoftアカウントが必要となる。
マイデザイン
実際にカスタマイズしてみた作例9種類はこちら。最近はデザインパターンが増えたようなので、私が試した2022年7月よりも凝ったコントローラーが作れるようになっている。
オリジナルのXbox ワイヤレスコントローラー
Xbox Design Labでデザインを作成してから約2週間ほどでオリジナルの箱コンが届いた。白をベースとした落ち着いたカラーリングに、ゴールドが映えているのではないだろうか。個人的にはかなり気に入っている。
利用明細について
おまけとして、Xbox Design Labでコントローラーを注文した場合、クレジットカードなどの利用明細には“DIGITALRIVE DRI”と表示される。私はPayPalを利用したので、“PayPal *DIGITALRIVE DRI”となっていた。
DIGITALRIVE DRIとは、Digital River Ireland Ltdというeコマース、支払い、マーケティングを提供する企業。MicrosoftがDigital River Ireland Ltdのサービスを利用しているためDIGITALRIVE DRIと表示されたようだ。
支払額と日付を正確に覚えていれば明細を見て「あぁ、箱コンか」となるだろうが、忘れていると困惑するのではないだろうか。実際に海外では度々“DIGITALRIVE DRIという表記は不親切だ”と話題になるらしい。
購入される方は頭の片隅にでもこのことを置いておくと良いかもしれない。