Xbox ワイヤレスコントローラー 通常・ワイヤレスアダプター・USB-Cモデルの違い

2021年の6月に初めてXbox ワイヤレスコントローラーを購入して早4年。使用頻度が高いこともあり先日は遂に5代目を迎えることになった。キーマウも良いが、やはり私はコントローラーが好きだ。Xboxのコントローラーは、PCでゲームをする上では王道ではないだろうか。

さて、そんな素晴らしいXbox ワイヤレスコントローラーだが、販売形態は通常・ワイヤレスアダプター・USB-Cモデルと3つあり若干ややこしい。初めて購入する場合は迷うだろう。

この記事では、各モデルの違いや購入時の注意点を紹介していく。またおまけ程度だが、購入後のセットアップの流れやレビューも記載しておくので、良ければ参考に。

目次

• Xbox ワイヤレスコントローラーの仕様
• 通常・ワイヤレスアダプター・USB-Cモデルの違い
• コントローラーのセットアップ
• Xbox ワイヤレスコントローラー レビュー
• 競技性を追求するなら
• Xbox Design Labでオリジナルを作る

Xbox ワイヤレスコントローラーの仕様

ブランド	Xbox (Microsoft)
公式サイト	Xbox ワイヤレスコントローラー | Xbox
大きさ	縦105mm×横150mm×厚さ60mm
重さ	241g (電池なし)
端子	USB-C、3.5mmイヤホンジャック、拡張用端子
電池	コントローラーをUSB-C接続する場合には電池類不要 無線時は単3型アルカリ乾電池かXbox 充電式バッテリーが必要
接続方法	Xbox : Xboxワイヤレス、USB-Cケーブル PCなど : Bluetooth、USB-Cケーブル
互換性	Xbox Series X、Xbox Series S、Xbox One、Windows 10、AndroidとiOS

通常・ワイヤレスアダプター・USB-Cモデルの違い

Xbox ワイヤレスコントローラーには3種類の販売形式がある。

1. Xbox ワイヤレスコントローラー
2. Xbox ワイヤレスコントローラー + ワイヤレスアダプター
3. Xbox ワイヤレスコントローラー + USB-C

まず、無線で接続したい場合、XboxではXboxワイヤレスによる接続、PCではBluetoothによる接続か、専用のワイヤレスアダプターを介した接続が必要になる。ワイヤレスアダプターはあくまでオプションで、例えばBluetooth接続が利用できなかったり、接続が安定しない場合の代替手段として考えると良い。なおスマホやタブレットでは、Bluetoothを利用した接続を利用しよう。

そして、無線接続ではXboxやPCからの給電が行えないので、コントローラーを駆動させるためには単3型アルカリ乾電池かXbox 充電式バッテリーが必要となる。

以上の2点から、無線で接続したいという場合は、Xbox ワイヤレスコントローラーを単体で購入し、乾電池か専用バッテリーを別途用意するというのが一般的だ。

次に遅延を嫌うなどの理由で有線で接続したい場合は、当たり前だがXbox、PCともにUSB-Cケーブルが必要になる代わりに、常にコントローラーへ給電がされるようになるので乾電池や専用バッテリーが不要になる。

よって、有線で接続したい場合は、Xbox ワイヤレスコントローラー + USB-Cの購入がおすすめとなる。なお理由は不明だが、AmazonなどではXbox ワイヤレスコントローラー単体モデルよりも、USB-Cセットモデルの方が安いことが多々ある。

私は最初だけUSB-Cセットを購入し、コントローラーが壊れたら単体で購入することにしている。

なお、セットに付属するUSB-Cケーブルは長さ2.7mあるにも関わらず結束バンドなどは付いていないので、必要であれば別途用意しておこう。

コントローラーのセットアップ

後々必要になりそうであればブックマークを推奨。

PCとの接続

XboxコントローラーをPCと接続する場合、USB-Cケーブルを使用すれば、PC側のUSB口に差し込むだけですぐにゲームが遊べる。

しかし、WindowsのOSバージョンとコントローラのバージョンが最新のものでない場合に挙動が不安定になることがある。特に購入した当初はコントローラー側のバージョンアップが必要なケースが多い。コントローラーを使用する前にはバージョンアップを行っておくと良い。

1. Xbox ワイヤレスコントローラーをUSB-CケーブルでPCと接続
2. [Xbox アクセサリーを入手 – Microsoft Store ja-JP]からXbox アクセサリーをダウンロード
3. Xbox アクセサリーを起動し、画面の手順に従って、コントローラーのバージョンアップを行う

iPhone/iPadとの接続

iPhone/iPadとの接続にはBluetoothを利用したペアリングを使用する。なので、単3型アルカリ乾電池かXbox 充電式バッテリーは用意しておくこと。

1. Xboxワイヤレスコントローラー背面にあるカバーをスライドして外し、単3型アルカリ乾電池やXbox 充電式バッテリーをセット。
2. コントローラー中央にある「Xboxマーク」を押して電源を入れる。
3. コントローラーの「Bluetooth接続ボタン」を3秒間長押して、「Xboxマーク」の点滅速度が速くなったことを確認。
4. iPhone/iPadの「設定」から「Bluetooth」を選択してBluetoothをONに。「その他のデバイス（初回接続時）」から「Xbox WirelessController」をタップしてデバイス承認。「接続済み」となれば完了。

• コントローラーの電源を切る時は、「Xboxマーク」を6秒程長押し
• ペアリングの解除は「Bluetooth」設定画面で「!」マークを押して「デバイスの登録を解除」

Xbox ワイヤレスコントローラー レビュー

発売して随分と時間が経っているため、ジャイロがなかったり、振動機能が物足りなかったり、各種ボタン類を押した時の音がカチカチッ響いたり(指向性マイクが拾うほどではない)と、マイナスなポイントもあるにはある。

しかし、コントローラーの王道といわれるだけあり、一度慣れてしまうと使いやすいコントローラーであることは間違いない。それほど手が大きいわけではないがクロウ持ちは十分にできるし、電池を入れなければかなり軽い。約23g/1本の乾電池を2本入れると約287gと、sonyのDualSense(約280g)とほぼ同じなのも良い。

XboxやPCでゲームをするためのコントローラーを初めて買う方や、コントローラーにそれほど拘りがあるわけではないという方は、これを買っておけばまず間違いないのではないだろうか。

競技性を追求するなら

Xbox ワイヤレスコントローラーの上位互換としてXbox Elite ワイヤレスコントローラー シリーズ 2がある。FPSなどの競技性が高いゲームで本格的に遊ばれる場合にはこちらも検討すると良い。

スティックの取り外しが可能なのでハードの面から感度調整ができることに加えて、背面パネルもあるので、自分のスタイルに合わせた調整ができるコントローラーになっている。値は張るが、満足度は高いこと間違いない。

Xbox Design Labでオリジナルを作る

オリジナルの箱コンが作れるXbox Design Labというサービスもある。通常よりも値は張るが、自分の好きなデザインでコントローラーが作れるので面白い。